最近「誰だってちょっと落ちこぼれ」という本を読んだのですが、それについて印象に残ったことを書こうと思います。
 この本は、スヌーピーで有名なアメリカの漫画ピーナッツについて、河合隼雄と谷川俊太郎が対談するという内容でした。
 この中で印象に残った話は河合隼雄氏の話です。
 アメリカのコロンバイン高校で起こった銃乱射事件の時に、あまりの事に恐怖で体が動かなくなってしまった生徒たちを知的障碍者の用務員が頑張って安全な部屋に避難させたというものです。
『スポーツで鍛えているからだと、もっとも危険なときに動くからだは別のものなんです。』
という言葉が印象に残りました。
 対談によると、アメリカは成績が良いだけでなく、スポーツや友達、恋人もいなければダメだという価値観が根強く、このように何もかもできて初めて良い子なのだそうです。
 こうした価値観があるのですが、それだけが優れているわけではないと、この本を通して知ることが出来ました。

8行目:「誰だってちょっと落ちこぼれ」河合隼雄・谷川俊太郎著(講談社)より引用