“はたらく大人に フィット県庁前”の生活訓練は、学校を卒業した若い方々を対象にしています。
 第1期生の4名が20歳となり、成人のお祝いをしました。

 1人ずつ、今やりたいことやがんばっていること、将来の夢を書いて発表しました。
 「就職したい」「みんなを楽しませたい」「○○を演じる人になりたい」「怒りを我慢できるようになりたい」「一人旅をしたい」「働いてお金を稼ぎたい」「結婚したい」「結婚して部屋を借りるとお金が必要なので稼ぎたい」「一人暮らしがしたい」「自分の会社を作りたい」「○○のお店を持ちたい」「一人暮らしは寂しいので、いろいろ手伝ってくれる人と暮らしたい」「自分で稼いだお金で○○のライブに行きたい」・・・・・等々、たくさんの夢が語られました。
 極め付きは、老後の夢「孫に会いたい」!と書いた人もいました。
 数十年先を見据えています! 凄い!

 そして、その夢をかなえるために、「今やっている作業を一生懸命やる」「報・連・相をしっかり身に付けたい」「自分の苦手なことを頑張らないといけません」「リズム感覚や体力をつけたい」「ホームチャレンジを頑張りたい」「指示を聞けるようになりたい」「少しずつがんばって行こうと思います」等々書かれていました。
 ご自分の課題を自覚して、がんばっているし、ガンバって行こうとまじめに考えていることが、しっかりと伝わってくる力強い決意表明でした。
 また、「一番感謝しているのは、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんです。ありがとう ♪」と書いている人もいました。この方は、こうした「ありがとう」の気持を言葉にすることが、照れくさくて苦手な方なのですが、文字にするとこんなに素直に優しい気持を書かれるのですね。

 また、ご家庭に幼いころの写真やご家族からのコメントをお願いして、お一人お一人の20歳記念のアルバムを作りましたので、みんなで鑑賞しました。
 提供していただいた可愛い写真からも、ご家族からの優しさあふれるコメントからも、こんなにも大事に大事に育ててこられたのだということが伝わってきて、スタッフ一同胸が熱くなりました。

 今回の「成人のお祝い」は、後輩と実習生が、スタッフと一緒に準備と進行役を務めました。
 数日前からスタッフとマンツーマンで挨拶や乾杯の練習をしたり、司会進行の練習をしたり、お祝いのケーキのデコレーションをしたり・・・と準備をしましたし、全員で、リハーサルもしました。
 その準備と練習の成果で、それぞれの役目を立派に果たしました。
 これまで先輩が担ってきた役割を体験して、緊張もしたし思い通りにできなかったこともあったかもしれませんが、ちょっぴり「やった!」「やり遂げた!」という自信も持てたと思います。

 成人した1期生4名も、後輩の4名も、それぞれの成長を見ることができた「成人のお祝い」でした。