毎週日曜日には、1週間分の食べ物などを買いに行くことが習慣になっています。
 毎回必ず寄るのが古賀市の産直の店「コスモス広場」です。
朝採れたばかりの野菜や、地元産のお米や肉、魚類、柑橘類、ジャムやお菓子などの加工品もたくさん並びます。
 少しいびつな形や色合いなども、自然を相手の生産ですから当たり前で、むしろスーパーなどにはない魅力と感じるので、曲がったキュウリを集めたお得用を選んでかごに入れています。
 そして、このお店で何よりも私が魅力に感じているのが、お花です。
 もちろん、ほかの産直の店にも切り花やお花の苗が売られていますが、ここの切り花はフラワーショップに並ぶような温室で育てた豪華で高価な花はなくて、家の庭やあぜ道に咲いている花や木の枝がたくさん置いてあるので、今日はどんな花があるだろう?といつも楽しみです。季節の変化を感じさせてくれる花たちですし、しかも安い!

 先週の日曜日は、○○周年のお祝いセールで、「いらっしゃいませ~! ニンジンの袋詰め100円ですよ~!」「サツマイモの袋詰めも100円ですよ~!いらっしゃいませ~!」「いらっしゃいませ~! ミカンの袋詰め100円ですよ~!」「お買い上げの皆さんに野菜か果物か花の苗をプレゼントしていま~す!レシートを持ってきてくださ~い! いらっしゃいませ~!」などなど、にぎやかな呼び声がかかります。

 極め付きは、豚汁サービス。
 外にテントを張って「温かい豚汁はいかがですか~!」「無料で~す!」と、ふつふつと煮える大きなお鍋から豚汁をたっぷりと注ぎ分けて、次々にお客様に渡していて、買い物を終えた人たちが、テントの下のテーブルで三々五々のんびりと豚汁を食べています。

 私たちも、店内で野菜やお肉、お饅頭、真っ赤なポンポンダリヤや農家の隅っこに咲いているような小さな黄菊、名前も知らない花や色とりどりに紅葉した枝を買い、100円で小さなミカンを袋詰めにし、パンジーの苗を4つもらい、出てきたところで「豚汁どうぞ!」と声をかけられて、熱々をいただきました。豚肉も、ごぼうも、ニンジンも、里芋も、こんにゃくも、ネギもたっぷり入った豚汁は、胃袋に染みわたります。

 胃袋だけでなく気持ちもほっこりして、小春日和の穏やかな陽ざしの中、お店に出入りする人達をぼんやり眺めていたら、「平和だなあ」という言葉がポロリと口からこぼれました。
 平和だからこそ、のんびりと豚汁を楽しむこともできるのだと感謝の気持ちが沸き上がりました。
「戦争を知らない子どもたち」の1人である私は、戦争をリアルに想像することができまませんが、熱々の豚汁をゆっくり楽しむことのできる、この一瞬がとても大切に思え、心から感謝しました。
 「平和だなあ」と思って、改めて周りを見回すと、お店に出入りしているお客さんも、接客しているスタッフも、誰もが身の危険など露ほども感じていないことはわかります。

 誰もが生きやすい社会づくりも、平和であってこそ進めていくことができるのだと思います。
 どうぞ、今の平和がずっと続きますように!