12月1日「はたらく大人に フィット県庁前」を開所します。
 福岡市では初めての、自立訓練(生活訓練)と放課後等デイサービスの多機能事業所です。

 “はたらき続ける”ためには、仕事のスキルだけではなく、心身の安定や忍耐力、生活スキル、コミュニケーション力等の社会性が必要なことは誰でも認めるところでしょう。

 今の日本は、とても便利です。鉄道や道路など交通網は整っていて時間は正確だし、都市部ではコンビニなどさまざまなサービスも整っていますが、その便利さのウラには危険も伴いますから、使いこなすにもスキルが必要です。
 一方、思わぬ災害などで、その便利なサービスが手に入らなくなっても、何とか生きていかねばならない事態も起こり得ることを、地震や台風などを常に想定して暮らしている私たちは知っています。
 そんな困難が起こった時、なんとか生きていくのに必要な“生き抜く意思と具体的な生活スキル、忍耐力”を身に付ける時間と場として、放課後等デイサービス事業と自立訓練(生活訓練)事業を実施します。

 容易い人生はありません。
 長い人生には、さまざまなことが起こります。簡単に乗り越えることのできないこともあるでしょう。それらに立ち向かう時、そのチカラになるのは、“生き抜く意思と具体的な生活スキル、忍耐力”、そして、孤立しないで相談や支援を頼むことのできる“他者への信頼の感覚”だと考えます。
 何か困った時、「誰かが心配してくれている」「きっと助けてくれる」「相談してみよう」という“他者への信頼の感覚”は、自然に育つものではなく、家族を始めとする周りの大人やお友達などと楽しい時間を過ごした経験や、困っていた時助けてくれたとか、困っている人を助けて喜ばれたなどの経験をたくさん重ねることで培われていくものだと思います。

 人は、常に変化しますし成長します。
 生活訓練の2年間が、自分を信頼し、他者を信頼する感覚と具体的な生活スキルなどを身に付け、その後の長い人生をたくましく生きるための土台作りの時間にしたいと考えています。